療育方針

ゆっくり歩くような速さで成長しよう

当施設は、児童発達支援と放課後等デイサービスを提供する事業所「あんだんて」と「ほろほろ」です。
「あんだんて」は音楽用語で「歩くくらいの速さで」という意味があり、「ホロ」はハワイ語で「歩く」という意味を持ちます。

どちらの名前にも、「お子さま一人ひとりに合わせた歩幅で、ゆっくりと確実に成長を見守りながら進んでいける場所でありたい」という想いを込めています。

通常、放課後等デイサービスや児童発達支援では、5つの発達領域「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」を総合的に捉えた療育が基本となります。

一般的にはバランスボール、カードゲーム、グループ活動、運動などを取り入れた療育が行われていますが、当施設ではそれに加え、音楽や心理療法を取り入れた支援を行っています。

音楽療法や心理療法を本格的に導入している児発・放デイはまだ少数派であり、当施設の特徴のひとつです。

当施設では、毎月の療育内容をカレンダーにまとめ、保護者様に配布しています。

各プログラムは、1コマごとに担当スタッフが決まっており、それぞれの得意分野を活かした療育メニューを提供しています。
例えば元ジムインストラクターは運動、音楽療法士の資格を持つスタッフは音楽、公認心理士の資格を持つスタッフは心理と、それぞれ専門性を活かしたプログラムを考案し、担当しています。

当施設のスタッフは何かしらスキルを持ったスタッフが集まっていますので、保護者様にも安心してお子さまをお預けいただけます。
それぞれの専門知識を活かした療育を行うことで、お子さま一人ひとりの個性や成長に寄り添った支援を提供しています。

保護者様にも安心していただけるよう、定期的な情報共有や相談の機会も設けています。

当施設では、子どもたちだけでなく、スタッフも本気で楽しむことを大切にしています！

運動の時間は一緒に走り回り、音楽の時間はみんなで歌い、心理プログラムでは心を通わせながら寄り添う。大人が楽しんでいる姿を見せることで、子どもたちも安心し、のびのびと自分を表現できるようになります。

「やらされる療育」ではなく、「一緒に楽しむ療育」を大切にしながら、全力で子どもたちと向き合っていきます！